美容オイルラボ
オリーブオイルで
油焼けしないの?
日焼け止めは使うべき?

オイルと聞くと、油焼けやサンオイルといった日焼けのイメージがありませんか?
では、スキンケアやヘアケアに使えるオリーブオイルも焼けるのでしょうか?
オリーブオイルと紫外線や日焼けとの関係について、詳しくみていきたいと思います。
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オリーブオイルで油焼けしないの?
お肌に塗るオイルといえば、「油焼けを起こすのでは?」と心配される方も多いかもしれません。そのため、日中や外出時は美容オイルの使用を控え、夜のスキンケア時のみ使っている、というお声も耳にします。
結論から申しますと、オリーブオイルで油焼けするというイメージは誤解です。
そもそも油焼けは、もともとのオイルの性質、またはお肌に塗ったオイルに含まれる不純物が、紫外線や熱などにより酸化することが原因で起こると考えられています。そして、酸化が引き起こす色素沈着がシミやくすみの元となるのです。
つまり、純度100%の美容オイルであれば、油焼けを起こす可能性がとても低くなります。
もっとも、現在は精製技術が進んでおり、市販の美容オイルに不純物が混ざっていることはほぼありません。
ただし、食用オリーブオイルは風味や栄養分を残すため、美容オイルと異なる製法でつくられています。お肌にとっては“不純物”になりえますので、安易にお肌に使用すると油焼けやトラブルを起こす可能性があります。
日焼けを引き起こす
紫外線ってどういうもの?
紫外線はシミやそばかすのもとになると言われているA波(UV-A)と、やけどや炎症などの外傷を引き起こすB波(UV-B)に分かれています。
※C波(UV-C)はオゾン層で吸収されます。
紫外線A波は、地表に届く紫外線のうち9割を占めています。B波に比べて物質を透過しやすいため、お肌の奥にある真皮に簡単に到達してしまいます。それが日々蓄積していくことでじわじわとお肌にダメージを与え、ハリや弾力を奪い、いわゆるお肌の老化を引き起こします。
太陽の光にあたると、人によってはお肌が赤くなることがありますよね。
お肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするのは、紫外線B波によるもの。
B波はお肌の表皮で吸収されるため、やけどのように赤くなり、シミやソバカスの原因になります。
日焼け止めに、PAやSPFと書かれていると思いますが、PA値は紫外線A波をどの程度防止することができるかを表した数値で、SPF値は紫外線B波をどれくらいの時間防げるかを示した数値です。
日焼け止めでお肌を紫外線トラブルから守る
紫外線はメラニン色素の生成だけでなく、お肌の水分を蒸発させ、健康なお肌のバリア機能を弱めてしまいます。紫外線によって酸化した皮脂が毛穴を塞ぎ、ニキビが発生する場合もあります。
こうした、紫外線による肌トラブルを防ぐためには、日焼け止めを塗って、しっかりお肌を守ることが大切です。
紫外線にさらされ乾燥してしまったお肌の水分をおぎなうためには、お肌を保湿しなければいけません。
紫外線トラブルからしっかりお肌を守りたいときに最適なのが、オリーブオイル。オリーブオイルは、紫外線を浴びたお肌を乾燥などのトラブルから守る働きがあります。
紫外線や日焼けの刺激を受けやすい
乾燥肌にはオリーブオイル
日焼け止めを塗り、紫外線を防ぐことも大切ですが、日頃から正しいスキンケアを心がけ、お肌の状態を整えておくことも必要です。
お肌が乾燥した状態だと、紫外線の影響を受けやすくなります。お肌がさらに乾燥するだけではなく、代謝が滞り角質層が厚みを増し、お肌のキメも乱れます。紫外線によりメラニン色素が過剰に作られ、シミやくすみのもとにもなります。
オリーブオイルの最大の特長は、高い保湿力にあります。さらに、オリーブオイルの成分が皮膚のキメを整え、ハリやツヤを与えてくれます。紫外線でお肌の水分が失われたときも、お肌にうるおいを与えるオリーブオイルのスキンケアがおすすめです。
日焼け止め+オリーブオイル保湿で
紫外線をブロック!
毎日紫外線を浴び続けると、そのダメージはお肌に蓄積されていき、やがてシワやシミとなって表面にあらわれます。
紫外線をブロックすることは、日焼け防止のためだけではなく、お肌をトラブルから守るためにとても重要です。
日焼け止めを塗って日焼けを予防するのはもちろんですが、お肌を保湿してバリア機能を高めておくことも大切と言えます。
紫外線にさらされ、乾燥しがちなお肌に水分を補うためにも、油焼けの心配がいらないオリーブオイルでうるおいのあるお肌をキープしておきたいもの。
季節を問わず、一年を通じて紫外線対策と保湿ケアを意識したいですね。
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