洗い上がりがしっとりするオリーブオイルクレンジングは、乾燥肌の味方です。

毎日行っているメイク落としによっても、お肌のうるおいを過度に落としてしまいがち。洗顔後のお肌がつっぱるのもそのためです。そこでおすすめしたいのが、オリーブオイルを配合したクレンジングオイルです。
オリーブオイルの主成分「オレイン酸」は、人間の皮膚にも多く含まれており、汚れや乾燥から肌を守りハリやツヤを与えます。オリーブオイルでクレンジングをすることで、オレイン酸が毛穴の皮脂汚れ・メイク汚れを浮かし、スッキリ落とせます。きれいに汚れが落ちたお肌は化粧水や美容液の浸透※がよく、水分をキープしやすくなります。クレンジング特有の洗い上がりの嫌なつっぱりも気になりません。
※浸透は角質層まで

オリーブオイルの成分はお肌にやさしく、乾燥肌の方だけではなく敏感肌の方や年齢サインが気になりはじめた方にもぜひ試していただきたいアイテムです。

乾燥肌は、皮脂の下にある角質層の水分量が低下して保湿がうまく機能していない状態のことです。乾燥肌になる原因はいろいろあって、ひと言ではいえないのですが、たとえば冬の暖房。寒さでどうしてもエアコンやファンヒーターを使い続けると、水分が失われてお肌がカサつき、つっぱりを感じるようになります。

成人のカラダの約60％は水分です（女性は男性よりも少ないといわれています）。冬は気温が下がり、空気中の水分も少なくなります。水分は乾燥しているところに流れやすいので、空気中の水分が減ると、肌の中にある水分も出ていくため、肌の乾燥も起きやすくなります。
本来、肌の角質層には、水分を保持して乾燥からお肌を守る機能がそなわっています。しかし、空気の乾燥などにより肌がダメージを受けると、水分を受け入れにくい状態になります。
健康な肌の場合、角質には20～30％の水分が含まれています。この水分が20％を切ると肌は乾燥してつっぱりを感じるようになります。また、うるおいが失われると肌のバリア機能が低下し、肌トラブルを引き起こすこともあります。

乾燥肌の方は、ノーマルなお肌の方に比べてお肌が敏感になっているともいえます。クレンジング剤を選ぶときは、成分表をチェックしてお肌に優しいものを心がけたいですね。

クレンジング剤の中には石油系などの人工的な化合物が入っているものもあり、人によってはお肌に刺激を感じたり、お肌に必要とされる皮脂まで取り除いたりしてしまう場合があります。皮脂が落ちすぎると乾燥を増幅させ、肌トラブルの引き金にもなります。

お肌のことを考えて、クレンジングは無香料・無着色、かつ防腐剤や石油系界面活性剤などが入っていないものを選びましょう。また、シンプルに美容オリーブオイルを使ってクレンジングをする場合は、酸度0.8%以下という厳しい国際基準をクリアしたエキストラバージンオリーブオイルを選ぶといいでしょう。

オリーブオイルには、お肌をしっとりさせるオレイン酸のほかにも、ハリ・弾力を与えるビタミンA、バリア機能を持つビタミンE、スクワレン、その他ポリフェノール、リノール酸など、さまざまな美容成分が含まれており、美肌づくりに最適です。オリーブオイルクレンジングを続けることでお肌がなめらかになり、パッと明るい印象にもなります。

お肌が乾燥してお悩みの方の救世主「オリーブオイルクレンジング」で、お肌に水分を補いながら健やかなお肌を育て、ピリピリやつっぱり知らずの健康な素肌を目指しましょう。