小豆島で「オリーヴの森」がこだわり続けたオリーブ石鹸の魅力についてご紹介します。

「乾燥肌だけど、洗顔後もつっぱらない」「たっぷりの泡で洗えて気持ちがいい」
オリーヴの森オンラインショップが提案するオリーブ石鹸『ザ・ソープ』をご愛用のお客様からは、よくこんなお声をいただきます。

私たちがこだわる製法の特長は、手間も時間もかかる昔ながらの冷製鹸化法（コールドプロセス製法）です。コールドプロセス製法とは、自然の反応熱を利用した製法のこと。植物性油脂の美肌成分が酸化しにくく、成分の良さをそのまま活かすことができるため、石鹸ひとつでオリーブオイルの恵みをたっぷり感じられます。
さらに、『ザ・ソープ』が喜ばれる理由のひとつ「洗い上がりのしっとり感」には秘密があります。それが、製法の過程でできる「天然グリセリン」。天然グリセリンは優れた吸湿性を備えているため、洗顔後にありがちなつっぱり感やカサつきを起こりにくくしてくれます。

洗練されていながら、どこか素朴な風合いを持つこのオリーブ石鹸は、どのようにして作られているのでしょうか。
兵庫県にあるオリーブ石鹸の製造工場にお邪魔してみました。

まず最初に目にしたのは、鹸化と呼ばれる作業。50℃前後の低温でゆっくりと熟成させるコールドプロセス製法で、上質なオリーブオイルと石鹸素地を混ぜ合わせます。これにより、原材料のオイルに含まれる美肌成分を壊さずに石鹸を作ることができるのです。

乾燥させた石鹸は、ピアノ線を張った裁断機を使い、正方形にカットしていきます。

トレードマークであるロゴを、刻印機を使って押します。なんと、ひとつひとつ手作業で行っているというから驚き！

保存料や安定剤を使っていない石鹸だから、とってもデリケート。
できたらすぐに真空パックを施します。

ざっくりと4工程に分けて石鹸作りをご紹介しましたが、実際にはゆっくりと時間をかけて丁寧に作っているのが印象的でした。
最後に、製造元の代表を務める西垣さんに、オリーブ石鹸作りの苦労についてお話を伺いました。

「『ザ・ソープ』はオリーブオイルの恵みを活かすため、コールドプロセス製法を採用しています。オリーブオイルの量を増やすとうまく混ざらなかったり、変色してしまったりと、最初は一筋縄ではいきませんでした。
水分量や時間の調節など2年以上試行錯誤を重ね、ようやくオイルを油脂中に51％配合した上質な石鹸を作り上げることに成功しました」

オリーブオイルを半分以上も含むオリーブ石鹸であるため、使用上の注意点があるそう。
「水に溶けやすいので、水切れのよいラックに置いて使っていただくことです。また、エキストラバージンオリーブオイルを配合しているからこそ、光に当たると酸化する可能性がありますので、直射日光の当たらない風通しのよい場所に置いていただくことをおすすめします」

陶器のような乳白色に、清潔感あふれるすべすべの質感も魅力のオリーブ石鹸。
発売開始以来、手作り製法と保存料・防腐剤無添加にこだわり、乾燥肌や敏感肌の方にもご好評をいただいています。

質の良いオリーブオイルと配合のバランス、手作りや特別な製法の賜物でできたオリーブ石鹸は、泡立ちが良くてしっとりうるおいを残すところも魅力的。毎日続けるうちに、水分をしっかり維持できる、もっちりしたお肌に育っていくことでしょう。
オリーブの島“小豆島”にあるオリーヴの森オンラインショップが商品企画をし、真心こめてお届けするオリーブ石鹸を、皆さまお試しになってみてくださいね。