フランスのオリーブオイルは、寒暖の差が激しい地で育ったために香りが高いという特徴があります。

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オリーブ大事典 - オリーブオイル

フランスの
オリーブオイル

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フランスのオリーブオイル生産地は南フランスの沿岸地域に集まっています。同じ地中海沿岸地域でも、スペインやイタリアと比べてフランスのオリーブオイル生産量は少なめですが、寒暖の差が激しい地域で育ったオリーブオイルは独特の香りがあると高く評価されています。

フランスの
オリーブオイル産業の特長

フランス産オリーブオイルの主要産地は南仏のプロヴァンス地方で、この地域はオリーブ栽培の北限とされています。2013~2014年の総生産量は約5000トン。そのうち約2000トンが輸出されています。生産量は少ないですが、品質の高さには定評があり、イタリアやスペインからもフランス産のオリーブオイルを求めて訪れる人も多いそうです。
生産量が少ない理由のひとつは、数十年前にヨーロッパを襲った歴史的な大寒波による被害です。スペインやイタリア、ギリシャでの被害はさほど深刻ではなかったのですが、プロヴァンス地方は大打撃を受けたのです。オリーブ園も壊滅状態でした。それから数十年かけてオリーブの樹が育ち、今オリーブオイル産業も復活してきています。
フランス産オリーブの収穫時期は10月~1月で近隣国よりも遅め。厳しい気候の中で育ったオリーブからは香り高く繊細な味わいのオイルがつくられます。原産地保護呼称はフランスではA.O.C.と呼ばれ、品質が厳しく管理されています。
(参考:IOCウェブサイト http://www.internationaloliveoil.org/

フランス産オリーブオイルのご紹介

まろやかで繊細なフランス産オリーブオイルを味わっていただけるのは「オリーブオイルソムリエセレクション フランス産」です。三日月形をしたリュック種というオリーブを使用しており、リンゴのような香りと力強いしっかりとした風味が特長です。
南フランス特有のオリヴェール種を使ったオリーブオイル美容液もあります。エキストラバージンオリーブオイルだけでつくられた『ジ・オリーヴオイル F』フランス産は、深い香りと包み込まれるようなしっとりとした保湿使用感が人気です。

オリーブ大事典

小豆島のオリーブ農園・オリーヴの森のこと

オリーヴの森は、瀬戸内海の播磨灘に浮かぶ小豆島(香川県)の農園です。現在、農園では約2,400本のオリーブの樹を栽培。農園の一画には、スペインのアンダルシアからやって来た「樹齢千年のオリーヴ大樹」が鎮座し、春夏秋冬を通じて小豆島の観光名所となっています。

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