小豆島はじめ世界のオリーブの品種や栽培のことなど、知られざるオリーブについて詳しく紹介します。

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オリーブ大事典

オリーブの起源と歴史

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オリーブの樹は生命力の強さで知られています。地中海沿岸では樹齢3000~4000年の大樹もあり「生命の樹」とも呼ばれています。また、オリーブは人類によって最初に栽培された植物のひとつ。古代から人々に愛され続け、ともに発展してきました。

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オリーブの起源は
遡ること約8000年前

野生のオリーブの起源は、一説によると約8000年前と言われています。野生種は現在のヨーロッパや北アフリカなど地中海沿岸一帯に自生していました。
約6000年前には、現在のトルコ南部・シリア周辺で、栽培が始められました。この地域に住んでいたフェニキア人は航海や通商に優れており、彼らによってオリーブ栽培が近隣の国々に伝えられたと言われています。
地中海の東部で始まったオリーブ栽培は徐々に広がり、約3200年前にはギリシャ諸島で、その後ギリシャ本土でも栽培が始まりました。
約2500年前にはアフリカ経由でイタリア南部に伝えられました。同じ頃、北アフリカ経由でスペイン南部にもオリーブ栽培が伝えられます。南部から北部へ、そして近隣各国へと次々に広がっていき、やがてオリーブ栽培は地中海沿岸の国々にとって、なくてはならない産業となっていきました。

世界のオリーブ栽培と産業の歴史

ローマ帝国が繁栄していた時代、オリーブ栽培は大きく発展します。ローマ帝国は各国を植民地にするにあたり、オリーブの栽培を奨励しました。すでに地中海沿岸の各地で栽培技術が発達しており、ローマの支配地域が北アフリカに及んだ時、現地では野生種のオリーブに他の品種を接ぎ木する技術が確立していたと言われます。そのような技術がローマ帝国全土に伝わっていきました。
15世紀半ばから始まった大航海時代には、オリーブは海を渡ることになります。まずはスペインから西インド諸島に渡り、コロンブスがアメリカ大陸に到達するとアメリカ大陸にもオリーブ栽培が伝わりました。北米の西海岸や南アメリカの国々に普及し、現在も栽培が行われています。南アフリカやオーストラリアでも栽培されるようになり、やがて日本にもオリーブがやってきました。「生命の樹」オリーブは、そのたくましさで様々な土地に根付き、今や全世界で栽培されています。
現在、最もオリーブ産業が盛んなのはスペインです。総栽培面積は約260万ヘクタールにもなり、なかでも南部のアンダルシア地方は世界最大のオリーブ栽培地として知られています。イタリアでも南部を中心に栽培が盛んで栽培面積は全体で約114万ヘクタール。スペインとイタリアだけで、全世界の半分以上のオリーブが生産されています。近年、オリーブは美容や健康促進の面でも注目されており、生産量は年々増加しています。

オリーブ神話

オリーブが人々にとって特に大切なものだということは、神話からも見てとれます。オリーブは様々な神話に登場し、ギリシャ神話では「聖なる木」と表現され、女神アテナのシンボルのひとつにもなっています。
また、旧約聖書の『創世記』にあるノアの方舟の物語の中にもオリーブが登場しています。
大洪水が来るという神のお告げを受けたノアは、大きな方舟をつくって動物達とともに、洪水が収まるのを待ちました。しばらくたって、ノアは外の様子を調べるために鳩を放ちます。一度目はそのまま戻ってきたのですが、二度目はオリーブの小枝を加えて帰ってきました。ノアは洪水が収まりつつあると感じます。三度目に放った時、鳩はもう戻って来ず、平和に暮らしていける世界に戻ったということがわかりました。
これによって、オリーブは春の訪れや平和を象徴するものとなりました。花言葉は「平和」です。国際連合の旗は世界地図をオリーブの葉で囲んだデザインになっていますが、これはオリーブが平和と繁栄のシンボルだからです。人類にとってオリーブは恵みをもたらしてくれる存在であるとともに、古より人々の精神的な拠り所でもあるのです。

暮らしの知恵から生まれた
オリーブ製品

最も古くから親しまれているオリーブの加工品はオリーブオイルです。約3000年前にはすでにギリシャでオリーブオイルがつくられていたことがわかっています。ローマ時代にはスペインがオリーブオイルの一大生産地となりました。食用以外にも、宗教儀式や燃料、医療などに使われていたようです。
現在、オリーブ製品はさらにバラエティに富んでおり、塩漬けやオイル付けにした果実をはじめ、オリーブオイルを使ったお菓子やドレッシング、化粧品などがあります。また、オリーブの木材は硬質で耐久性があるため、装飾品や調理器具などに加工されています。

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小豆島のオリーブ農園・オリーヴの森のこと

オリーヴの森は、瀬戸内海の播磨灘に浮かぶ小豆島(香川県)の農園です。現在、農園では約2,400本のオリーブの樹を栽培。農園の一画には、スペインのアンダルシアからやって来た「樹齢千年のオリーヴ大樹」が鎮座し、春夏秋冬を通じて小豆島の観光名所となっています。

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